TOEICの学習におすすめの参考書を紹介します。
参考書を具体的に挙げるだけでなく、選び方のポイントや活用方法もわかります。目指すスコアごとに紹介するので初心者から中・上級者まで、それぞれに役立つ情報が満載です。
効率的な学習法、必要な勉強時間などについても解説。初めてTOEICを受験する人、よりスコアを上げるための参考書を知りたい人は、ぜひ読んでください。
この記事でわかること
- ・レベルごとのTOEIC学習におすすめの参考書
- ・TOEIC参考書を選ぶ時に気を付けたいポイント
- ・TOEIC参考書を最大限活用するための勉強法
TOEIC参考書の選び方は?
TOEICの参考書を選ぶ際、気を付けたいポイントを5つ挙げます。
選び方1:自分の実力と目標にあっているか
自分のレベルと目標に合った参考書選びが重要です。
初心者が上級者向けの参考書を選んでも挫折してしまうでしょう。一方で、ある程度の実力があるのに簡単な参考書を選べば、レベルアップに役立たない可能性があります。
最初に自分のレベルを把握し、目標スコアを設定してから参考書選びを始めるのがおすすめです。
適切な参考書選びのため、自分のレベルを知りましょう。
選び方2:解説は分かりやすいか
問題の解説がわかりやすいかも、大切なポイントです。解答例、解き方のコツの丁寧な説明がある参考書がおすすめです。
解説がわかりやすければ、効率よく学んで新しい知識を得られます。
解答例、解き方のコツといった解説をチェックしましょう。
選び方3:発行日は新しいか
参考書の発行日を確認して、できるだけ最新版を選びましょう。
定期的に改訂されるTOEICで良いスコアを取るには、最新の出題傾向を網羅した参考書選びが肝心です。
定期的に改訂されるTOEICに対応した参考書が必要。
選び方4:解き方のコツは書かれているか
TOEICの解き方のコツが載っているか否かもチェックしましょう。
TOEICで効率的にスコアを上げるには、英語力に加えて攻略テクニックも必要です。
解き方のコツを押さえてスコアアップ。
選び方5:実際にTOEICで結果を出している筆者か
筆者の経歴やTOEICの得点を確認しましょう。
実践的なアドバイスを得るには、TOEICの経験者やハイスコアを取っている講師が執筆した参考書が役立ちます。
筆者自身のTOEICスコアもチェック。
TOEIC全受験者が持っておくべき参考書は?
TOEIC受験者に役立つ、おすすめの参考書3冊を紹介します。
TOEIC(R)L&Rテスト直前の技術
頻出問題のパターンを網羅した参考書です。解き方のコツが丁寧に書かれているため、短期間でのスコアアップを目指せます。
直前対策用の参考書に最適です。
短期間でスコアを上げるなら『TOEIC(R)L&Rテスト直前の技術』。
1駅1題新TOEICTEST文法特急
TOEICに必要な文法項目を網羅した参考書です。
「1駅1題」形式で構成されているため、短時間で効率的に学べます。電車などでの移動時間を活用したい人に最適です。
隙間時間で文法を学べる『1駅1題新TOEICTEST文法特急』。
TOEICL&RTEST出る単特急金のフレーズ
TOEICの頻出単語とフレーズをまとめた参考書です。
音声ダウンロードを利用して、リスニング力も磨けます。
『TOEICL&RTEST出る単特急金のフレーズ』でTOEIC頻出の単語とフレーズを効率的に学習。
TOEIC初心者向け|600点突破を目指すための参考書ランキングは?
TOEIC初心者が600点を目指すための基礎固めに役立つ参考書を、ランキング形式で挙げます。
第1位:はじめて受けるTOEIC L&Rテスト全パート完全攻略
初心者でも、TOEICの攻略法をパートごとに把握しやすい参考書です。
全パートが丁寧に解説されているため、初めてのTOEIC受験におすすめです。
『はじめて受けるTOEIC L&Rテスト全パート完全攻略』で各パートの攻略法を把握。
第2位:ゼロからのTOEIC L&Rテスト600点 全パート講義
文法や単語を基礎から解説しているため、TOEIC初心者も安心して学べます。
説明が詳細でわかりやすく、各パートに必要な知識とテクニックを着実に習得できます。
『ゼロからのTOEIC L&Rテスト600点 全パート講義』は説明が丁寧で初心者向き。
第3位:増補改訂版はじめてのTOEIC L&Rテスト 全パート総合対策
TOEIC初心者が全パートをひと通り学び、基本的な対策を身につけられる一冊です。
改訂版なので内容が充実しており、より実際のTOEICに即しています。
『増補改訂版はじめてのTOEIC L&Rテスト 全パート総合対策』で全パートの基本をマスター。
TOEIC中級者向け|700〜800点以上を目指すための参考書ランキングは?
TOEICで700〜800点を目指す、中級者のニーズに合った参考書をランキング形式で紹介します。
第1位:TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術-受験票が届いてからでも間に合う11日間の即効対策プログラム
短期間でのスコアアップに有効な参考書です。
11日間の集中対策プログラムが収録されているため、テスト直前の総仕上げに向いています。
テスト直前の仕上げに『TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術-受験票が届いてからでも間に合う11日間の即効対策プログラム』。
第2位:2カ月で攻略TOEIC(C)L&Rテスト730点!
2カ月でTOEIC730点を達成するための、具体的な学習計画が参考になります。
自己学習には、各パートの効率的な学習法紹介が役立つでしょう。
具体的な学習計画が参考になる『2カ月で攻略TOEIC(C)L&Rテスト730点!』。
第3位:TOEIC(R) LISTENING AND READING TEST おまかせ730点!
TOEICのリスニングとリーディングパートのスコアアップに有効な参考書。読む力と聞く力を同時に鍛える構成が特徴です。
『TOEIC(R) LISTENING AND READING TEST おまかせ730点!』で読む力と聴く力を同時にアップ。
TOEIC上級者向け|800点後半~900点以上を目指すための参考書ランキングは?
より高度な知識と解答テクニックが要求される、TOEICで800点後半~900点以上を目指す上級者向け参考書ランキングを紹介します。
第1位:TOEIC L&Rテスト990点攻略 改訂版
豊富な語彙と知識、ハイレベルなリーディングとリスニングテクニックを習得するための参考書です。
TOEICの満点である990点を目指す人に役立つ、さまざまな攻略法をマスターできます。
満点を目指すなら『TOEIC L&Rテスト990点攻略 改訂版』が最適。
第2位:公式TOEIC Listening & Reading 800+
TOEIC公式のリスニングとリーディングについてまとめた参考書です。
テスト作成者による具体的な戦略やテクニックなどのアドバイスが、800点以上を目指す上級者を後押ししてくれるでしょう。
『公式TOEIC Listening & Reading 800+』でリスニングとリーディングの難問対策。
第3位:新TOEIC(R)テスト 900点突破 20日間特訓プログラム
20日間の集中的な特訓プログラムで、900点以上を目指す一冊です。
プログラムに沿って進められるので、自己学習に向いています。短期間で結果を出したい方に最適です。
『新TOEIC(R)テスト 900点突破 20日間特訓プログラム』は、短期集中型の学習におすすめ。
TOEIC初心者向けの参考書活用方法は
TOEIC初心者が、より参考書を活用してスコアを上げるために知っておきたい方法をまとめました。
その1:単語や文法の参考書をマスター
初心者がTOEICスコアを上げるには、単語と文法の基礎固めが欠かせません。参考書を使った定期的な復習で、知識を着実に身につけましょう。
単語と文法の参考書は基礎固めに不可欠。
その2:リスニング・リーディングの対策
リスニングとリーディングには、それぞれの参考書が必要になります。
リスニングは聞き取り、リーディングは文脈の把握といった異なるスキルが要求されるためです。
リスニングとリーディングは、それぞれのスキルを参考書で磨く必要があります。
その3:問題集で得点力をつける
実践力を磨くには、問題集を活用します。
単語や文法、リスニング・リーディングの基本を学んだら、問題集にチャレンジしましょう。実際のテストに近い状況で解くため、時間の計測がおすすめです。
基礎をマスターしたら、問題集で実践。
番外編:通信講座やアプリなどを利用して得点力をつける
より理解を深めて実践力をつけるなら、参考書の他に通信講座やアプリの活用も一案です。多角的な学習が、スコアアップに有効です。
通信講座やアプリも使った多角的な学習法でスコアアップ。
TOEIC参考書を使ったおすすめ勉強法は?
TOEIC参考書を活用した、効果的な学習法を紹介します。
繰り返し解いて問題に慣れる
問題は何度も解き、まずは問題に慣れていきましょう。
最初は答えを見ないで自力で解く、間違えたら何度も解き直すといった工夫も重要です。
初めての問題集は何度も解いてみましょう。
慣れてきたら時間配分を気にする
TOEIC本番では時間配分もカギになります。問題に慣れたら時間配分の練習をしましょう。
ひとつの問題に時間をかけすぎない、全体を時間内に解き切るといったポイントに注意します。
制限時間内に解く練習も重要。
答えを暗記するのではなく解答への道筋を理解する
解答の丸暗記はおすすめしません。解答に至るまでの道筋、根拠を理解しましょう。
過程を理解できれば、類似問題に対応できるようになります。
解答に至る過程が大切です。
【注意】たくさんの参考書に手を出しすぎない
自分のレベルに合わせた、1〜2冊の参考書をしっかりマスターするのがおすすめです。
多くの参考書に手を出しても、どれも中途半端のまま終わるという失敗が考えられます。
参考書が多ければ良いとは限りません。
TOEIC参考書についてよくある質問
TOEIC参考書に関する、よくある質問と回答を挙げます。
<Q:電車の中で勉強するために持ち運びしやすいTOEIC対策参考書は?
A:持ち運びに便利なのは、『1駅1題新TOEICTEST文法特急』です。短時間での学習に向いている構成もおすすめの理由です。
『1駅1題新TOEICTEST文法特急』は電車内での学習向き。
Q:TOEIC600点取るのに必要な勉強時間は?
A:もともとの英語力や学習能力に左右されるため、個人差があります。一般的には週に10〜15時間勉強して、3〜6カ月かかるといわれます。
3〜6カ月といわれますが、個人差があります。
Q:TOEIC初心者の大学生におすすめな参考書は?
A:『はじめて受けるTOEIC L&Rテスト全パート完全攻略』は、TOEIC初心者の大学生に向いている参考書です。
各パートの攻略法が詳細に解説されていて、単語と文法を基礎から学べます。
基礎から学べる『はじめて受けるTOEIC L&Rテスト全パート完全攻略』が、初心者の大学生向きです。
Q:TOEIC対策の王道と言われる参考書といえば?
A:『新TOEIC TEST 一発 990点』が、TOEIC対策の王道です。ハイスコアを得るためのテクニックの解説が詳しく、特に役立つといわれます。
高得点のためのテクニックを学べる『新TOEIC TEST 一発 990点』が王道。
まとめ:独学でTOEICの勉強をするには自分のレベルに合った参考書を選びましょう
独学でTOEICにチャレンジするなら、まずは自分のレベルを知るところから始めましょう。自分のレベルと目標にあった参考書選びが、学習のポイントになります。
さらに問題を何度も解く、解答に至る過程を重視するといった工夫もスコアアップには欠かせません。リスニング・リーディング対策、直前プログラムといった参考書を使い分けるのもおすすめです。
また、必要に応じて、アプリや通信講座などの併用も有効です。
自分に合った参考書と学習法を見つけ、TOEICでハイスコアを目指してください。
自分に合った参考書を最大限活用すれば、TOEICでハイスコアを狙えます!