仕事などで音声通話（電話）をよくする人は、音声通話・データ容量が安い格安SIMがおすすめです。
大手キャリアで契約するよりも大幅に料金が安くなる可能性があるので、料金を少しでも安く抑えたいと考えている人に最適です。
とはいえ、格安SIMは種類が多いため、どれを選択すれば良いのか迷ってしまうかもしれません。
今回は音声通話が最安なおすすめ格安SIMを紹介します。
自分の使用条件と合致するものがどれになるのか、以下で確認しましょう。
音声通話SIMを選ぶ時に見るべきポイントは？
音声通話SIMを選ぶ際のポイントを紹介します。
契約した後に後悔しないように、以下で紹介している内容をよく確認しておきましょう。
通話アプリが必要かどうか
音声通話を安くしている、もしくは話し放題プランを用意している事業者の中には専用アプリ経由での電話に限定している場合があります。
専用アプリを条件としている場合、同じ格安SIMを契約し通話アプリを使用している人同士でしか通話し放題にならないことになります。
通話アプリを使用する話し放題を設けている事業者は、アプリを使用しなかった場合の通話料金を高額に設定しているケースが多くあります。
アプリを経由した音声通話は相手が限定される、またアプリを通す手間があるというデメリットがあります。
専用通話アプリが必要になるのかどうか、事前に必ず確認しておきましょう。
通話かけ放題・定額プランがあるか
通話かけ放題や定額プランが用意されている事業者がおすすめです。
短い通話が多いという人は5分や10分かけ放題分を、長時間の通話が多い場合は完全かけ放題を検討するのが良いでしょう。
通話料を気にせず通話が楽しめるので、音声通話の機会や時間が多い人は特に注目しておきたいポイントです。
月々の基本料金・通話料の安さ
毎月の基本料金や通話料の安さに関してもまた確認しておきたい重要なポイントです。
通話かけ放題プランを有している事業者だとしても、支払い総額が高額になってしまう場合あまりメリットがあるとはいえないでしょう。
通話料がいくらなのか、また毎月支払う金額がいくらになるのかをしっかり計算しておく必要があります。
データ容量が割高でないか
音声通話の安さに力を入れている事業者の中には、データ容量を割高にしている事業者が多くあります。
利用用途のほとんどが音声通話という場合でも、データ量を一切使わないというケースは少ないでしょう。
データ料金が割高に設定されていると、結果的な支払い総額が高額になってしまうかもしれません。
音声通話だけでなく、毎月の支払いがお得になるのかどうかを支払い総額で比較しましょう。
大手の回線を使っているか
大手キャリアの回線を使用している格安SIMはエリアカバー率が高いため、不便なく利用できるでしょう。
格安SIMならではのデメリットであるサービス提供エリアの狭さを、大手キャリアの回線を使用しているものであれば、カバーできます。
通信エリアに不安があるという人は大手キャリアの回線を使用している格安SIMを選択しましょう。
最安の音声SIMを探しているなら「日本通信SIM」がおすすめ
引用：日本通信SIM
最安の音声SIMを検討している場合は日本通信SIMがおすすめです。
かけ放題が用意されているのはもちろん、それ以外の通話に関しても30秒あたり11円と最安値に設定されています。
大手キャリアの通話料が30秒あたり22円なので、半額程度に抑えられることになるでしょう。
短い通話が多いものの、かけ放題を追加するほどではないという場合に安く抑えられます。
音声通話の利用頻度が高い人は、日本通信SIMの利用を検討しましょう。
【厳選したSIMを比較】音声通話のみの利用におすすめの格安SIMは？
ここでは音声のみの利用におすすめの格安SIMを紹介します。
それぞれ特徴が異なるので、詳細を確認し自分に合っているものがどれになるのか確認してみましょう。
日本通信SIM｜1GB付きで月額290円〜と破格の料金で使える
日本通信は1GBのデータ量がついたプランを月額290円〜提供しています。
音声通話がほとんどで、データ量はほとんど消費しないという場合に最適な格安SIMです。
日本通信SIMで用意されている最安値プランは、合理的シンプル290プランです。
月額290円のプランで、毎月1GB利用可能で30秒あたりの音声通話が11円、データ量が足りなくなってしまった場合は1GBあたり220円で追加が可能です。
音声通話には専用アプリなどは必要ありません。
用意されている音声オプションは以下の2種類になります。
- 70分無料 700円
- かけ放題 1,600円
さらに通話70分無料であれば700円、完全かけ放題は1,600円で追加できます。
音声通話が多い、また毎月の支払いを抑えたい人におすすめの格安SIMです。
HISモバイル｜月額290円から！かけ放題の時間が5分以内がいい人におすすめ
HISモバイルは月額290円から利用可能です。
毎月のデータ量が100MB以下だった場合に限定されますが、Wi-Fiの環境下にいることが多い場合などは十分だといえるでしょう。
用意されている通話かけ放題は以下の2種類になります。
- 5分かけ放題 500円
- 完全かけ放題 1,480円
5分かけ放題と100MB程度のデータ量であれば毎月790円の月額料金になります。
5分かけ放題がついているプランが毎月790円で利用できるのはかなり安いといえるでしょう。
OCN モバイル ONE｜最大10分の通話料が無料
OCNモバイルONEは3種類の通話かけ放題を用意しています。
- 10分かけ放題 935円
- トップ3 かけ放題 935円
- 完全かけ放題 1,430円
最大10分の通話であれば月額935円のオプション追加で、完全無料になります。
他にも限定3人との通話であれば話し放題になるトップ3かけ放題が月額935円、完全かけ放題が1,430円で用意されています。
どの程度の時間音声通話を利用するのか、また通話相手が一定なのかで最適なものを選択しましょう。
【厳選したSIMを比較】データ容量も欲しい人におすすめの格安SIMは？
ここでは音声通話だけでなくデータ容量も欲しいという人におすすめの格安SIMを紹介します。
ある程度のデータ量も持っておきたいという人は、自分に合っているものが以下に含まれているのか確認してみましょう。
LINEMO（ラインモ）｜LINE通話のデータ消費が無料！通話量を節約できる
LINEMO（ラインモ）はLINEが運営している事業者で、ソフトバンク回線を使用している格安SIMを提供しています。
LINEが運営しているということもあり、LINE上でのデータ消費が一切カウントされません。
LINE上でのメッセージはもちろん、通話も消費しないサービスの対象になります。
音声通話ではなくLINE通話の頻度が高い人であれば、月額料金を大幅に抑えられるでしょう。
ahamo（アハモ）｜20GBとデータ容量もたっぷり使える
ahamoはドコモ回線を使用している格安SIMです。
ahamoは最小データ量でも20GBプラン2,970円と、かなり大容量設定になっています。
オプションを追加しなくてもデフォルトで5分かけ放題がついているので、5分程度の通話が多いという場合は非常に重宝します。
また、5分以上の音声通話も気にせず楽しみたいという人向けに、月額1,100円で完全かけ放題オプションも用意されています。
5分以下の音声通話が多い場合はオプション追加なし、長電話の機会が多いという場合は、完全話し放題オプションの追加を検討しましょう。
音声通話のみで格安SIMを使うメリットは？
音声通話のみで格安SIMを使うメリットを紹介します。
音声通話の機会が多いという人は、以下で紹介しているメリットを確認してみましょう。
データ通信の料金を安く抑えられる
格安SIMは大手キャリアと比較すると、料金がかなり安く設定されています。
大手キャリアの場合は1GB以下で数千円程度かかりますが、格安SIMの中には1GB300円以下のものがあります。
データ通信料金は大幅に安く抑えられるでしょう。
専用アプリを使えば通話料が安くなる
専用アプリを使用すると通話料が安くなるというサービスを用意している格安SIMも中にはあります。
専用アプリを起動する手間はありますが、アプリを使用する通話の場合かなり料金が安く設定されています。
同じアプリを持っている同士に限定されているケースがほとんどなので、高い頻度で通話する相手も同じアプリを使用できる環境にあるのか確認しなければなりません。
アプリを起動する手間、また通話する相手も同じ青売りを利用できるという条件さえ揃えば通話料は大幅に安くなります。
大手を含め好きな回線から選べる
格安SIMの多くは大手3キャリアの回線を使用しています。
自分の活動エリアと相性が良い回線を使用している格安SIMを選択すると、かなり快適に利用できるでしょう。
通話かけ放題の料金も安い格安SIMが多い
通話かけ放題の料金を安く設定している格安SIMはかなり多くあります。
auの場合は5分かけ放題を770円で提供していますが、格安SIMの中には5分かけ放題を550円で提供している事業者もあります。
音声通話オプションだけを比較しても大手キャリアよりも格安SIMの方が安いケースがほとんどでしょう。
格安SIMへの乗り換えにおすすめのタイミングは？
格安SIMへの乗り換えにおすすめのタイミングは月末になります。
格安SIMの多くは日割り請求を採用しているので、月末に申し込むのがお得になるでしょう。
さらに大手キャリアは日割り料金に対応していないので、月初に解約してしまうと1ヶ月分近くを無駄にすることになります。
格安SIMの多くが日割り料金に対応している、大手キャリアが日割りに対応していないという点から月末が乗り換えにおすすめのタイミングだといえるでしょう。
大手から格安SIMに乗り換える際の注意点は？
ここでは大手キャリアから格安SIMに乗り換える際の注意点を紹介します。
格安SIMへの乗り換えにはメリットだけでなくデメリットも存在しています。
以下で紹介している内容を確認し、契約検討の参考にしてください。
パターン1：auから乗り換える場合
auから乗り換える場合にはPontaポイントを使い切る、もしくは乗り換え後も使えるようにアカウントを確認しておきましょう。
auアプリとPontaを連携されている場合、auから乗り換えるとログインできなくなる可能性があります。
乗り換え前にログインIDとパスワードなどを確認しておくと、Pontaポイントを無駄にすることなくスムーズに乗り換えられるでしょう。
パターン2：ソフトバンクから乗り換える場合
ソフトバンクから乗り換える場合、Tポイントなどが使える状態になっているかを確認しておきましょう。
事前準備なしでソフトバンクから乗り換えてしまったため、ログインできなくなってしまったというケースが多くあります。
乗り換え前にTポイントが使える状態になっているのかをチェックしておくのが良いでしょう。
パターン3：ドコモから乗り換える場合
ドコモから乗り換える場合、dポイントが消失することなくdアカウントと連結させて使えるのかを確認しておかなくてはなりません。
乗り換え後にログインできず、dポイントが使えなくなってしまったというケースも少なくないので、必ず乗り換え前に確認しておきましょう。
加えて、契約時によくわからず契約したオプションなど、払い続けている不要なサービスがないかも、乗り換え前に必ず確認しておきましょう。
格安SIMに乗り換える前にやるべきことは？
格安SIMに乗り換える前にやるべきことを紹介します。
格安SIMに乗り換える前には以下の内容を確認しておかなくてはなりません。
乗り換えた後も快適に使えるように、以下の中に必要なものがあれば対処しましょう。
キャリアメールを使っている場合はフリーメールに移行しておく
キャリアメールを使っている場合はフリーメールに移行しておきましょう。
キャリアから乗り換えた場合、キャリアメールは使えなくなります。
キャリアメールサービスを月額330円で支払えば継続利用が可能ですが、アドレスを変えても問題がないようであればフリーメールアドレスを取得しておくのが良いでしょう。
フリーメールアドレスであれば月額料金など一切かからない上に、端末を新しくしたタイミングでも簡単に使い続けられます。
SIMロックを解除しておく
端末にSIMロックがかかっている場合は、SIMロックを解除しておきましょう。
端末にSIMロックがかかっている状態だと使えるSIMが限定されてしまうので、選択肢が狭まってしまいます。
選べる端末の選択肢を増やすためにも、必ずSIMロックは解除しておきましょう。
音声通話で格安SIMを使う時によくある質問は？
ここでは音声通話で格安SIMを使う際に、特によくある質問を紹介します。
疑問点や不明な点を事前に確認しておくことで、検討が進めやすくなるでしょう。
以下の内容を確認し、申し込みを進めても問題がないか確認してください。
Q：5Gに対応している格安SIMはある？
利用エリアが5Gに対応している場合、5G通信に対応している格安SIMを選択するのがおすすめです。
5G通信は比較的新しい通信で通信速度が速く混雑しにくいという特徴があります。
通信速度を重視する人であれば、5Gに対応している格安SIMなのかどうかは確認しておくのが良いでしょう。
5Gに対応している格安SIMはLINEMO（ラインモ）やahamoなど、数多くあります。
5Gに対応する格安SIMは増加傾向にあるので、今後対応している格安SIMは増えるといえるでしょう。
Q：eSIMに対応している格安SIMはある？
eSIMは端末本体に組み込まれているSIMで、インターネット経由で切り替えを行います。
物理SIMの様にSIMカードを差し替える手間がないので、申し込みから開通まで1時間程度で終えられます。
eSIMに対応している格安SIMは、LINEMO（ラインモ）やmineo（マイネオ）など数多くあります。
とはいえまだ、対応していない格安SIM事業者、対応していない端末なども少なくないので事前に必ず確認しましょう。
Q：音声通話だけで一番おすすめの格安SIMはどれ？
音声通話だけで一番おすすめの格安SIMは日本通信SIMになります。
1GB290円、30秒あたりの音声通話が11円など音声通話はもちろんデータ料に関してもかなり割安に設定されています。
また、音声通話の利用頻度が高い人は、通話かけ放題オプションの追加がおすすめです。
通話料金を気にすることなく通話が楽しめるので、非常に重宝するでしょう。
しかし、日本通信SIMは端末のセット割に対応していません。
今まで利用していた端末をそのまま使う、もしくは新たに端末を用意する必要があります。
日本通信SIMを契約するタイミングで端末を新しくしたいと考えている人は、端末だけを別途購入し用意するなど対応しましょう。
Q：通話し放題が使えるおすすめの格安SIMはどれ？
通話し放題が使えるおすすめの格安SIMはOCNモバイルONEになります。
OCNモバイルONEは通話し放題プランを3種類用意するなど、音声通話プランにかなり力を入れています。
音声通話プランが豊富に用意されているので、自分にとって最適な環境を目指せるでしょう。
まとめ：音声通話だけ使う人も格安SIMへの乗り換えがおすすめ！
音声通話に特化している、もしくは力を入れている格安SIM事業者は多く存在しています。
格安SIMはデータ容量が多く欲しい人向けのイメージもあると思いますが、音声通話だけ使っている人も格安SIMへの乗り換えで料金が大幅に安くなる可能性があります。
音声通話しか使わない、もしくは音声通話が中心という場合も格安SIMへの乗り換えを検討してみてください。
